こんにちは!ライフコーチ&習慣化コーチの荒井かなえです🏖️
TERASISでは「価値観発見」と「習慣化」の2軸で、“自分らしく生きたい”方のサポートをしています^^

上下関係って、ほんとしんどい。

私は昔から「上下関係」というものが苦手です。
立場や年齢、役職といった“外側のラベル”で人をジャッジしたり、されたりすることに、強い違和感を覚えてきました。

たしかに経験やスキルの差はあるかもしれません。
でもだからといって、「あなたの方が上」「私はまだ下」といった考え方には、あまりにも不自由さがつきまといます。

上下関係に縛られると、自分の意見が言えなくなったり、誰かの顔色をうかがったり、逆に「自分のほうが正しい」と相手を見下してしまったり。

どちらにしても、心がふわっと軽くなることはありません。


「インターンだから」扱いに感じた違和感

私は学生時代、4社ほどでインターンを経験しました。
それぞれの職場に感謝しつつも、当時どうしても受け入れがたかったのが、「インターンだから」という線引きでした。

もちろん、契約や責任範囲が異なるのは当然です。
でも、“人としての関わり方”まで変わる必要はあるのでしょうか?

「この立場の人には意見を聞く価値がない」
「新人にはまだ何も言わせない」

そんな無意識の空気に、何度ももやもやしました。
だからこそ、自分が誰かを指導する側になったときは、意識して「常に対等であること」を大切にしてきました。

それが結果的に、信頼関係を築くうえでとても有効だったと実感しています。


無意識に縦で人を見てしまう瞬間

とはいえ、私たちは社会の中で自然と“縦”の構造に慣れ親しんでいます。
だからこそ、知らず知らずのうちに上下で人を見てしまう瞬間があるんです。

たとえば、「褒めてほしい」と思う時。

これは一見謙虚な願いに見えますが、心の奥には「私は下で、相手は上」という構造が潜んでいる場合があります。

自分を“下”と見なす人は、どこかで無意識に他者より“上”に立ちたい願望を持っていることも多いです。

つまり、上下思考は表裏一体。
どちらも、優劣や序列に縛られた思考パターンなのです。


「しつける」という支配的な関係性

もう一つ、私が違和感を持つ言葉に「部下をしつける」という表現があります。

もちろん、新人とベテランでは経験に差があるのは当然です。
でも、だからといって“しつけ”のように扱うのは、明確に縦の関係を押し付けています。

本来、ベテランの役割は「伝える」こと。
そして、新人は「受け取るだけ」ではなく、「一緒に考える」存在でもあります。

相手を“育てる対象”として見下すのではなく、
違う視点を持つ一人の人間としてリスペクトする。

それが、本当の意味での「対等な関係」ではないでしょうか。


上下関係がもたらす副作用

上下関係にとらわれると、苦しくなるのは自分自身です。

「私はまだ下っ端だから…」と自己否定に走ったり、
「この人より上にいかなくては」と競争心に駆られたり。

本来は、自分らしい人生を歩むために努力しているはずなのに、
気づけば他人との比較ばかりにエネルギーを使ってしまっている。

それでは、いくらがんばっても心は満たされません。


横の関係が、あなたを自由にする

横の関係とは、立場や経験、役職に関係なく、
「一人の人間として向き合う」あり方です。

誰かと違っていてもいい。
未熟でもいい。
わからないことは、正直に「わからない」と言っていい。

そんな安心感のなかでこそ、人は力を発揮できます。

だから私は、仕事でもプライベートでも、
「横の関係」を土台にすることを大切にしています。

コーチングにおいても、それは同じ。
クライアントを“支援する側”と“される側”に分けてしまうと、本質的な対話は生まれません。

どちらが上でも下でもない、横の関係性。
その中でこそ、人は自分らしく変化していけるのだと思います。


\ 上下関係に疲れたあなたへ /

「誰かと比べてしんどくなる」「自分の意見が言いにくい」そんな方は、思考の癖に気づく“価値観発見コーチング”を受けてみませんか?
“縦”ではなく“横”で関われる感覚を、まずは自分の内側から整えていきましょう。

=====================
TERASISでは、
「価値観発見コーチング」と「習慣化コーチング」の2つの軸で、
“ありたい姿”に近づくサポートをしています。

🌿ご相談・セッション申込は公式LINEへ
▶︎ https://lin.ee/3xy0Yp2

🌿サービスの詳細はこちらから
▶︎ https://terasis.jp/