「give & take」を誤解してたかもしれない

「give & take」って、“もらったら返す”というやり取りだと思っていませんか?
私も以前はそうでした。誰かに何かしてもらったら、同じくらい返さなきゃいけない——そう考えていたんです。

でも、その考え方を少し変えただけで、人間関係が驚くほどラクになりました。


give & take の本当の意味

本来の「give & take」は「与えることと受け取ることのバランス」を意味します。
ただ、私たちはつい“相手がどうするか”に意識が向きがち…

つまり、

「あの人は私にこうしてくれないから、私もしない」
と、相手基準のgive & takeをしてしまう。

こんなことが起こりがちなんです。
(私がそうでした😅)

でも、視点を「自分からgiveする」に変えると、関係性が一気に軽くなります。


自分からgiveしてみたら、世界が変わった

ある時、試しに「先にgiveしてみよう」と決めました。
すると、思っていたよりも物事がスムーズに回るようになったんです。

家庭では、「私がご飯作ったんだから皿洗いしてよ」と思う代わりに、
「夫が疲れてそうだし、今日は私が皿洗いもやっちゃうか」と考える。

職場でも、「不親切にされたから私もしない」ではなく、
「私は私らしく親切でいよう」と思う。

不思議と、相手の態度が少し柔らかくなったり、
感謝の言葉が増えたりして、空気が変わっていきました。


見返りを求めないことが、最強のマインド

ここで大事なのが、“見返りを求めない”ということ☝️
なぜなら、相手の反応はコントロールできないからです。

あなたの行動がどう受け取られるかは、相手次第。
だからこそ、自分の中の「貢献感」だけ受け取るようにする。

「相手が喜んでくれたらラッキー」
「自分ができたこと自体が心地いい」

この感覚で動くと、結果的にストレスが激減します💪


giveすることの“心理的メリット”

実は「giveする」という行動自体に、科学的な効果があるといわれています。
誰かに親切にしたり、感謝を伝えたりすると、脳内でオキシトシンセロトニンといった幸福ホルモンが分泌されるのです。

つまり、「与えること」は他人を幸せにするだけでなく、自分の心を落ち着かせるセルフケアでもあります。
見返りを求めずにgiveするというのは、実は“自分を大切にする行為”でもあるんです。

だからこそ、give & takeを「誰かのためにすること」から、「自分の在り方の選択」として捉え直してみると、もっと自由になれます。


「余っているもの」をgiveする

これ、めっちゃ伝えたいこと。
無理してgiveし続けると疲れます。私自身何度も経験しています。

大切なのは、“足りないもの”ではなく“余っているもの”を与えること。

自分のエネルギーが満たされている時に、人に分け与える。
それが、持続可能な“与えるマインド”です。

自分を満たす努力をしながら、少しずつgiveの幅を広げていきましょう。
でないと、「私はこんなに与えているのに・・・!」と見返りを求めてしまいます。


与える人が損しないための3つの工夫

  1. 自分のコンディションを観察する
     疲れている時はgiveを控える勇気を持つ。
  2. 感謝を言葉にする
     相手の反応を求める代わりに、自分が感じた温かさを言葉にする。
  3. “自分を満たす時間”を確保する
     giveの源泉は「自分を大切にする時間」から生まれる。

この3つを意識するだけで、与えることが自然体になり、「損した」という感覚が薄れていきます。


よくある質問(FAQ)

コーチングセッションでクライアントさんと話す中でよくある質問に私なりに答えてみます!

Q1. 与えるばかりで疲れてしまいます。どうしたら?
→ 改まずは「余っている時だけgiveする」と決めてみてください^^ 無理に与え続けないでOK。

Q2. 見返りを求めないなんて、損じゃない?
→ 短期的にはそう見えるけど、長期的には関係が穏やかになり、自分もラクになります。むしろ得!

Q3. 相手が何も返してくれない時、どう思えばいい?
→ 「自分ができて満足」と切り替える練習を。意識を自分に向けるイメージです。相手を変えるより、自分の受け取り方を変える方が早い。

Q4. 「見返りを求めない」分かってるけど、できない時、どうしたらいい?
→ すぐにできなくても大丈夫です。私もそうでした。そして自分のコンディションによっては、難しいこともあります。まずはそんな自分に気づくだけでもOK。「見返りを求めている自分がいるな」「余裕がないのかも」といった具合に観察してみてください!


🌿 まとめ

“give & take”の本質は、「我慢して与える/返す」ことではなく、
“お互いに喜びが増える循環”をつくること。

自分が無理をしてまでgiveする必要はありません。
むしろ、自分を満たしながらgiveすることが、いちばん健やかな形なんです。

まずは、自分が他人に与えられるだけの余裕を持つこと。
自分の幸せを維持する努力をして、その幸せを少しずつ分け与える——そんなイメージです。

私もまだまだ、自らgiveできない場面があります^^;
それでも、少しずつ「giveできる自分」を育てていきたいなと思っています。

もし今、誰かに合わせすぎて疲れていると感じたら、一度コーチングで『自分の在り方』を見つめてみるのもおすすめです。
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